デイケア 85日目

Daisukeh 2010/05/12 8:00 執筆
Daisukeh 2010/07/23 13:29 投稿

千葉 心のふれあいフェスティバル 2010

2010/05/12 8:00

 今日は「千葉 心のふれあいフェスティバル」当日だ。いつものデイケア活動はなくて、事前登録者によるフェスティバルの全員参加プログラムとなる。僕は病院からバスで会場に向かうグループと一緒に行くため、早めに病院に来た。昨日カウンセリングの後で医事課受付に開始時間を聞いたら8:30からだという。集合時間が8:30なのはどういう矛盾なのか?悪者探しはするつもりないけど、こういうことの食い違いはとても気になるしイライラするものだ。フェスティバルでは屋外イベントや露店もあるのだが、残念ながら小雨模様である。天気がよければ病院まで自転車できたかったのに。っというより、自転車で現地集合でしょ。まだ高峰君(KC707)という自転車を買ったばかりだけど、ネットでシクロクロスやロードバイク、特にランドナーなど調べれば調べるほどに「走れる自転車」が欲しくなってしまう。10万円(本体のみ)位からあるし、上を見たらきりがないけど…。

 8時を少し過ぎて受付がバタバタしてきた。まだ会計は始まらないけど、いつものメンバーがチラホラ集まってきた。昨日のカウンセリングでは、デイケアや家庭に限らず自分の頭の中でグルグル回る思考のスパイラルがどうしたものかと悩んでいることを話した。その内容自体は他愛もないが、そうしたことを考え続けていることが僕には問題なのだ。自転車に乗って疾走すること、こうして日記を書くことで少しでもストレス発散になっているのだろうか?なっているのだろうな…。

2010/05/12 8:15

 とにかく、僕らの「心のふれあいフェスティバル」が始まる。トーンチャイム演奏はステージ(ホール演目)の一番手だ。緊張する暇もないかもしれないな。ホールでの出来事をリアルタイムで日記に書けたら楽しいかも。いや、苦しいか?無駄?

2010/05/12 11:20

 トップバッターで演奏したトーンチャイムの合奏は、とてもいい感じで終えることができた。音楽スタッフの演奏するピアノコードが、最後にちょっとジャジーに間違えていたが、トータルでは満点だったと思う。やっぱり音楽室で練習するのと、デイケアの外で、しかもステージで知らない人たちを前に合奏するのは、雰囲気が全然違うものだった。独特の緊張感は筆舌し難い。他の施設の参加者の合唱やハンドベル、ダンスなど、みんな本当に素晴らしいと思った。っていうのは、ここに参加しているメンバー誰もが、心に病気を負っている。自分ももちろんそうだし、ひとりひとりその障害は違うけれど、今日の発表に向けて少なからず練習を積んできたことを考えると、自分達のことも含め何か言葉にできない感動みたいなものがあるんだよな。本当は目の前のステージで踊っているエイサーもじっくり見たいけど、この自分の中の心の動きを何かしら外へ吐き出さないと堪らないと思ったから。みんな本当に素晴らしいよ。自分達もさ…。

千葉 心のふれあいフェスティバル 2010千葉 心のふれあいフェスティバル 2010
2010/05/12 15:05

 今、京成千葉中央駅で下り電車を待っている。他の多くのメンバーさんは、スタッフさんたちと一緒にバスで元来た道を帰っていった。僕と何人かのメンバーさんは現地解散ということで、フェスティバル会場の前で別れた。僕は千葉駅近くのヨドバシカメラでコンピュータの専門書を物色してから、隣の駅までよく晴れて清々しい(?)街の中をブラブラと歩いていった。駅で軽食と飲み物を買って体力補給をしてこの日記を書いている。

 心のふれあいフェスティバルは本当によい体験だったと思う。途中で雨天都合により室内開催になったワークショップの会場の空気が悪くて1)、ホールから中央公園に脱出して、外の空気を吸ったりもした。屋外のステージでは、自分達のメンバーさんも参加したコンサートがあって、なかなかに盛り上がっていた。ちょっと調子外れの人もいたが、みんな頑張って歌ったり演奏したりしているのがよくわかった。

 当たり前のことかもしれないが、今回のようなイベントではメンタルヘルスの当事者2)がたくさん集まるので、病気の種類や症状によってはとても辛そうだし、そういう人を直視していいものかと戸惑うことも少なくない。そういう自分だって、小さな文字で文庫本ノートにびっしり文章を書いているのを見られたら、「この人、何?」とか思われるんだろうな…。自分がその事について嫌だとか恥ずかしいとは全然思わない。いや、ある部分では思うべきなのかもしれないけれど。こうして書くことで心に浮かぶ思念が少しでも解消できれば安いものだと思う。あの会場の周辺では本当にたくさんの患者さんたちがいて、明らかに薬をたくさん飲んでいそうな眠たい表情の人や、表情も含め動作が妙に鈍く乏しい人、視線がおかしい(普通ではない)人などなど、たくさんの人がいた。共通しているのは、人間であって呼吸して食事して排泄して睡眠して活動しているということだ。つまり心が少し他の人と違う動作をすること以外は、健常者と同じ人間だということだ。

 もうすぐ駅に着く。駅から自宅までは歩いて帰るつもりだ。自転車通院を始めてから、体を動かすことに抵抗がなくなった。朝の寒空がウソのように晴れて暑い。

2010/05/13 9:10

 駅から自宅までのどかな田畑の中を歩いて帰った。少し風が強かったが、お茶のペットボトルを手にウェストバッグでスタスタ歩くのは気持ちがよかった。最近は体を動かすことや外に出て活動することが楽しい。これはよい傾向だと思うのだが、一方であまり活動的なのも問題なのではないかと妻にたしなめられるのであった。ふーむ、もっともだ。

1) なんだか薬の臭いがしたのだ。薬局のような、自分が飲んでる薬を連想する臭いだ。実際には薬に味はあっても臭いは意識するほど感じないはずだが…。だから、体臭というか汗の臭いというか、人間の生きている臭いなのかもしてない。自分も発散しているのに、その臭いで気持ち悪くなるという自己崩壊的連想。
2) 俗に「メンヘラー」とも呼ばれているらしいが。
 
blog/2010/05/デイケア_85日目.txt · 最終更新: 2010/07/23 15:00 by daisukeh
 

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