吾唯足知

Daisukeh 2009/01/25 09:55 作成
Daisukeh 2009/08/03 15:17 移設

吾唯足知

知足の蹲踞  『吾唯足知』とは、京都の臨済宗妙心寺派の寺院龍安寺にある、「知足の蹲踞(つくばい)」に刻まれた文字の意。この蹲踞は茶室蔵六庵の露地にある。蹲踞とは茶室に入る前に手や口を清めるための手水を張っておく石のこと。ここの蹲踞には「吾唯足知」(われ、ただ足るを知る)の4字が刻まれているが、その意味合いから石庭の石が「一度に14個しか見ることができない」ことを「不満に思わず満足する心を持ちなさい」という戒めでもあるといわれる。また水を溜めておくための中央の四角い穴が「吾唯足知」の4つの漢字の「へん」や「つくり」の「口」として共有されているのが見どころであり、そのため一見「五・隹・疋・矢」と読める。
 仏教には同じような考え方に「少欲知足」(参考)や、中道煩悩の「貪・瞋・痴」の教えや戒めにも通じる点が多く、自分らしく、背伸びせず、過去にすがらず、未来に過剰な希望を持たないで、今この時を大事に生きよ、という考え方から、「今ある私で十分なのだ」という悟りを持て、煩悩を捨てよと諭すのが「知足の蹲踞」の意味するところだと思うのだ。

吾唯足知

 
buddhism.txt · 最終更新: 2009/08/09 13:16 by daisukeh
 

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